2017-09

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シネ・リーブルにお別れしてきました(;O;)

映画の講座が終って皆さんとお茶をしたあと時間があったので今週末に閉館するシネ・リーブル博多駅にお別れに行ってきました。

選んだ作品は『マーラー 君に捧げるアダージョ』

映画『マーラー 君に捧げるアダージョ』


『ダンシング・チャップリン』と迷ったんですけどね。。。

映画館で映画観るのどれくらいぶりだろう???

少なくとも今年に入って行ってない。

ましてシネ・リーブルでとなると数年ぶり???←いかんいかん、、、反省。

で、最後の映画『マーラー 君に捧げるアダージョ』ですが・・・

何とも不思議な感じの映画でした。

大作曲家マーラーと妻アルマのドロドロした愛憎劇なのかと思っていましたがマーラー、アロマ共にわかるよな~と思ってしまって。
人生ってちょっとしたボタンの掛け違いだったりほんの小さな出来事が積み重なって些細なことですべてが崩れたり自分ではうすうす気付いていながらも心の奥底に隠して人に責任転嫁したり。。。

う~ん。。。

年の差、芸術家同士・・・いろいろとね。

でも、何だかんだ言ってもきっとお互いを必要としてたんだと思う。

マーラー役のヨハネス・ジルバーシュナイダーはマーラーに似た感じだけどマーラーよりちょっと神経質さが抜けた感じであまりエキセントリックな感じも受けず私的には◎な役者さんでした。

アロマ役のバーバラ・ロマーナーはまさにミューズ。
こんな素敵な女性なら誰でも虜になりますって!!

しかし、、、勉強不足でフロイトやクリムトがリンクしてるとは知りませんでした。

音楽の余韻にも浸れたし最後の映画にチョイスしてよかった

でもね、夕方の回なのに何と観客はたったの5人(=_=)
うち1人は偶然お会いした別の週の映画の講座のSさん。
とても嬉しい再会でしたが何とも淋しい。。。

さあ、いよいよ今週の金曜日に閉館。

12年間、素敵な映画をありがとうございました

【映画「マーラー 君に捧げるアダージョ」 公式ガイドブック】クラシックジャーナル043【映画「マーラー 君に捧げるアダージョ」 公式ガイドブック】クラシックジャーナル043
(2011/04/15)
不明

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シネマ歌舞伎『わが心の歌舞伎座』

ドキュメンタリー映画『わが心の歌舞伎座』を観に行って参りました。

映画『わが心の歌舞伎座』


こういう言い方をしたら失礼かもしれませんが単なる記録を残すためだけの映画だと思ってました。

いやいやところがどっこっこい…もう素晴らしい映画でした。

何と言っても役者さんお一人お一人の魅力がお話しからも舞台映像からもすごく伝わってきました。

もうね、あまり贔屓でない役者さんでも何だか好きになっちゃいましたよ。

名だたる11人の役者さんの言葉…エピソードはどれも心に響くものばかりで。。。

勘三郎丈の受付の方との心温まるエピソード、梅玉丈のお父様六代目歌右衛門丈の納骨の時のエピソードに感動。胸が熱くなりました。

芝翫丈が「雪傾城」で6人のお孫さんと踊られたエピソード、仁左さまが楽屋の柱に千之助くんの背丈を記録していたエピソード、富十郎丈が幕を閉じた歌舞伎座を鷹之資くんと後にするシーン(とてもお元気そうで亡くなられるなんて、、、きっと新生歌舞伎座でいっしょに舞台に立たれることを楽しみにしてらしたでしょうに…合掌)。
どれも微笑ましい。

迫力ある舞台は團十郎丈の「勧進帳」。病み上がりの体に最後花道を全身全霊で六法を踏んで戻った時の激しい息遣い。玉さまの「阿古屋」。見事な三曲の演奏。勘三郎丈の「鏡獅子」。猿之助丈の「黒塚」。
仁左さまの菅丞相に成りきるまでの精神集中。
皆さんの舞台にかける凄まじさを感じました。
なかでも凄いと思ったのが「仮名手本忠臣蔵」。塩冶判官(勘三郎丈)の切腹シーン。客席から全然見えない襖の奥に平伏して切腹を見守る家臣団の役者さん。その美しい姿に鳥肌。裏方さんやこのような役者さんの思いを胸に舞台に立たれている役者さんは演じられてるんだな~とつくづく思いました。

それから普段はほとんど目にしないお稽古風景。慌しい楽屋でのひとコマ。裏を支えている方々の日常。歌舞伎座で行われている行事。
ほんとに歌舞伎はこんなにもいろんな人の支えで出来ているのだと改めて思いました。

素踊り好きの私としては歌舞伎座閉場式の8人の立役(菊五郎丈、幸四郎丈、吉右衛門丈、團十郎丈、仁左さま、梅玉丈、勘三郎丈、三津五郎丈)による素踊り「都風流」見たかったな~。圧巻だったろうな~。

最後に私が歌舞伎を見始めた頃に元気に活躍してらした白鸚丈、先代の勘三郎丈、先々代の鴈治郎丈、先々代の松緑丈、辰之助丈、延若丈、先々代の仁左衛門丈、歌右衛門丈、梅幸丈、羽左衛門丈などもう懐かしくて。
四代目の時蔵丈(嘉葎雄さんのお兄様)も初めて映像で見ました!

ああ~やっぱり歌舞伎っていいな~ってやっぱり歌舞伎が好きだな~と思える素晴らしい映画でした。

歌舞伎座にはとうとう行くことができませんでしたが満足満足の約3時間でした。

改めて富十郎丈のご冥福をお祈り致します。

※前売りのチケットは昭和26年の歌舞伎座開場式のチケットと袋の復刻デザインです。粋。

映画『わが心の歌舞伎座』チケット

寺島しのぶという女優(ひと)

トラックバックテーマ 第1031回「今年の夏に観た映画について」

あっという間に8月も終わりですね~。

最近は体力的にしんどくブログサボリがちですf(^_^)

ましてや映画なぞ随分観に行ってません(涙)
(最後に観たのは『ゴールデンスランバー』だったか。。。~_~;)

でもこの映画は絶対外せないと頑張って観に行ったのが『キャタピラー』
(『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』の衝撃は忘れられませんから・・・。)

映画『キャタピラー』


注目度からかレディースデーということもあったのか満席で立見もいたようでした。

で、

私。。。この映画にあまり反戦を感じなかったと発言したところ周りから大顰蹙。

確かに四肢を失った久蔵は戦争がなければあのような体になることはなかったし、軍神として奉られることもなかった。
そして妻シゲ子もそれによって苦しむことはなかった。

けれど久蔵が中国で女性に対して行ったこと、出征前に妻シゲ子に行ったことをフラッシュバックで見せられることで私は久蔵の人間性のほうに目が行ってしまいました。
その当時の風潮や教育からこういう風になったかもしれないけど。。。この人は、こういう時代じゃなくてもこんな人だったんじゃないかと。
誰かを見下さなければ、自分が優位に立たなければダメな人。
(今のDVなどにも繋がると思います。)
戦争という枠からはずれ、私はこの久蔵という人に強い嫌悪感を抱きました。

そして、妻のシゲ子。四肢を失って戻ってきた夫を軍神の貞淑な妻として最初は戸惑いつつも甲斐甲斐しく世話を焼きます。そして夫の求めにも渋々応じます。
これも軍神の妻だからでなくいつの世でも妻だったら夫の介護をすると思うんです。

この映画では食べて・寝て・求めて。。。すべて夫優先です。
今、介護をしている人も大半は介護されている人を優先(介護されている人の思いは別かもしれませんが)します。なので自分の時間がなくなったりして爆発したりするのです。
そしてこの映画の中では過去を思い出し“軍神・軍神の妻”と言われがんじがらめになったシゲ子は爆発しある日夫と立場が逆転します。
立場は逆転しても愛しい気持ちが時折溢れてきます。
この映画では戦争がそして今、介護をしている人は病気や事故が・・・この人をこんな風にしてしまった。この人が悪いんじゃない。

すべてが戦争だけでなく現代でも同じ思いをして闘ってるんじゃないか病んでいるんじゃないかと思ったんです。

戦争は悪いしいけないこと。

久蔵の行いを見なければまた私が介護をしていなければ違った見方が出来たかもしれません。
あっ、そうそう。。。クマさんの行動がいちばんわかりやすかったかな。
市井を通して反戦のはずがお終いのほう絞首刑や原爆が映し出されたのも???でした。

皆さんはどう思われますか?

それにしても寺島しのぶさん。
あのようなツライ介護をしたことがないのに介護をした人の機微がよくわかるな~と。
フッと我に帰った顔、愛しくて抱きしめるとこなど、流石です。
大西信満さんの演技もすごかったけどもうこの映画は寺島しのぶさんにつきますね。

演技をしている彼女も素敵ですがトークショーなどに出ている彼女も自然体でいいですね~。

今までも好きな女優さんでしたがこれからも応援したいと思っています。

ちなみに私が強く心打たれた反戦映画は原爆投下の前日の長崎を舞台に、原爆が投下されることを知らずに懸命に生きた人々の一日の姿を描いた黒木和雄監督の『TOMORROW 明日』です。
よかったらご覧ください。

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篠田正浩監督と岩下志麻さんの大ファンです。 ほかにも藤田まことさん、中村嘉葎雄さん、田村高廣さん、近藤正臣さん、片岡愛之助さん、津嘉山正種さん、セバスチャン・コッホ、パトリック・デンプシー、レニー・ゼルウィガー、カトリーヌ・フロが好きです☆ミ
趣味:映画・演劇鑑賞、読書、美術館巡り、国内旅行
好きなキャラ:ばいきんまん、ニャンちゅう、ダヤン、みかん、わるもの、しばわんこ
好きなマンガ(絵本):タッチ、みかん絵日記、ルドルフとイッパイアッテナ
好きな映画: 『あかね雲』『心中天網島』(篠田正浩監督作品) 『魔の刻』『別れぬ理由』(降旗康男監督作品) 『必殺!III 裏か表か』(工藤栄一監督作品) 『午後の遺言状』(新藤兼人監督作品) 『泥の河』(小栗康平監督作品) 『早春物語』(澤井信一郎監督作品) 『異人たちとの夏』(大林宣彦監督作品)『善き人のためのソナタ』
好きな歌手:YMO、細野晴臣、高橋幸宏、鈴木慶一、ムーンライダーズ、サディスティック・ミカ・バンド、ビートニクス、はっぴいえんど、はちみつぱい、やしきたかじん 好きなサウンドトラック:『善き人のためのソナタ』『ラスト、コーション』『ダージリン急行』『出口のない海』『最後の初恋』『座頭市』『転々』

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